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レンタルカメラの用途3つの例

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4月より開始した「クラウドカメラ(SIMカメラ)レンタル」ですが、予想以上に反響が多く、お客様より非常に多くのお問い合わせを頂いております。

お問い合わせを頂いて改めて思うのは、通常の防犯カメラでは弊害になっていたことが「携帯回線で通信」「遠隔監視」が出来ることで用途の幅が広がり、当社としても多種多様なご要望に対応できるようになったこと。そこで、今回はレンタルカメラ「MORECA」の用途として、3つの例をご紹介させて頂きます。

1:イベント会場の監視

2020年のオリンピック・パラリンピックに向けた防犯意識の高まりや、「体験」を重視する消費者ニーズの変遷に伴い全国各地で行われる「参加型」イベントは、大型の音楽イベントから地域の講演会に至るまで幅広く、年々増えているように思います。

こうしたイベントは、人が集まるだけに「不測の事態」も起こりえます。もちろん何事もなく無事に円滑に終えるのが一番ですが、「もしも」や「万が一」、、、に備えておくことは参加者の安心にもつながると、主催会社の防犯対策として、とても重要視されています。

MORECAなら、
① 入場口を撮影 →来場者に不審者がいないか、混雑具合の把握
② 会場内を撮影 →不審物や置き去りが無いか、忘れ物が無いか、困っている人はいないか、警備員は予定通り配置されているか、緊急事態の即時対応が出来ているか
が、離れた警備本部などから確認できます。

そして緊急時には、無線機や携帯電話で近くの警備員に連絡して即時の対応が出来ます。

2:農作物の盗難対策

近年、気候の変化による台風やゲリラ豪雨など自然災害により、農作物が品薄になったり、ブランド農作物の盗難被害が多数報告されています。

警察庁発表のデータによると、ここ数年で被害件数は縮小傾向にありますが、1件の被害額は年々大きくなっているそうです。

生産者が大事に育てた大切な収入源となる野菜や果物たち、シリアルナンバーなどを付けておけない以上、盗難を防ぐには「監視の目」を光らせておくことがとても有効です。

これらの施設を見張るために防犯カメラを付ける生産者において大きな問題となるのが、「通信ケーブルをひく」ことと「記録装置など付帯する機器を置くこと」。費用負担も大きくなりがちです。

「MORECA」であれば、無線で通信できるので、ビニールハウスに付けたライトの電源などを分岐して設置可能。農作物の収穫時期だけ必要というニーズにもレンタルなら費用を抑えることが出来るととても重宝されています。

3:建築現場の記録と確認

最後はすこし変わった用途。

先日、建築の現場監督をしている友人から「施主から自分の家が建っていく様子を記録しておきたい要望があった」と伺いました。確かに、一生に一度の大きな買い物といわれる住戸は、自分の大切な資産であり、「マイホーム」といわれるだけあって思いもひと潮。

「MORECA」のタイムラプス機能を使えば、建物が出来ていく様子を時間ごとや日ごとに画像で記録しておくことが出来るので、「マイホームが出来るまで」といった記録を残しておくことが出来ます。施工業者としても、現場の進行状況や様子を遠く離れた事務所で見ながら、工事計画の打ち合わせをすることが出来ます。建築現場の照明などから電源を取ることも出来るので、設置も簡単です。

以上、今回はレンタルカメラ「MORECA」の用途として、「イベント監視」「農作物盗難対策」「建築現場の記録と確認」の3つの例を ご紹介させて頂きました。

用途によってご要望は様々ですが、MORECAが役立つかなと思われた際には、まずは当社までご相談ください。