映像

防犯カメラでマーケティング

更新日:

先日デパートで買い物をしていると、「地下1階食品売り場にて、デザートフェアを開催しています」との館内アナウンス。

時間はPM3:00で、ランチタイムを過ぎてちょうど小腹が減ってきたなと思っていたところだったので、迷わずデザートフェア会場へ向かいました。思い返して思うのは、「放送のなんといいタイミング」ということ。

実は、こういったことにも防犯カメラが活用されています。今回は、マーケティング用途を事例に考察してみたいと思います。

先日防犯カメラメーカーの商品説明会に参加した際に、防犯カメラを活用したマーケティングについて紹介がありました。

具体例としては、
① 店内各所に設置された防犯カメラを活用し、「来店したお客様がどこを通り、どの商品で立ち止まり、何を購入したか」のデータを集計する。
② 来店人数カウントとヒートマップ(店内のどのコーナーにお客様が集中しているか)を集計する。
③ デジタルサイネージ(デジタル映像が映り変わる表示板)に、前に立った人の年齢層や性別を判断して表示内容を変える
④ 防犯カメラの撮影映像により店内にいるお客様の属性を解析し、時間帯により自動で放送内容を変える。
などなど、幅広い防犯カメラシステムの活用事例がありました。

「商品の低価格化」や「共有する文化の広がり」によってモノが売れない時代と言われる昨今。来店者の年齢や性別だけでなく、行動パターンや趣向、求めているものをより的確に捉えて提案していくことは、小売店舗などにとっては今後より必要になっていくことと思います。

「今回ご紹介した防犯カメラを活用したマーケティングについてご興味のある小売店ご担当者様は、ぜひ当社まで一度ご相談ください。